はじめに
東京大学法学部のTです。
この記事では、東大生の就活スケジュールについて、周りの友人や先輩から聞いた情報をもとにまとめます。
「いつから就活を始めるべきか」「外資と日系でスケジュールはどう違うのか」「学年別に何をすべきか」など、これから就活を始める東大生に向けて書いていきます。
東大生の就活開始時期
トップ層は2年生の冬から動いている
外資系投資銀行や戦略コンサル(MBB:マッキンゼー・BCG・ベイン)を目指すトップ層は、大学2年生の冬(12月頃)から就活を始めています。
実際、ゴールドマン・サックスやMBBに内定した先輩たちの多くが、2年生の12月頃から動き始めていたという話を聞きます。
スタートが早いメリット
早く始めることで以下のようなメリットがあります。
- 選抜コミュニティに入れる(factlogic executiveなど)
- ケース面接やGDの壁打ち相手が見つかる
- 先輩やメンターから情報が得られる
- ES・面接の準備に時間をかけられる
逆に言うと、周りが2年生の冬から動いている中で3年生の春から始めると、すでに数ヶ月の差がついている状態になります。
外資志望と日系志望のスケジュールの違い
外資志望のスケジュール
2年生の冬(12月〜3月)
- 自己分析
- ES(エントリーシート)の書き方を学ぶ
- GD(グループディスカッション)の練習
- ケース面接の対策
- 選抜コミュニティへの参加
3年生の春(4月〜5月)
- 外資系企業のサマーインターンにES提出開始
- 一部の企業は4月から選考が始まる
3年生の夏(6月〜9月)
- サマーインターン(ジョブ)に参加
- ジョブで評価されれば早ければ9月に内定が出る
- 外資は夏インターンが最重要
3年生の秋以降
- 秋インターン・春インターンもあるが、内定者数は夏が圧倒的に多い
- 夏で内定が出なかった場合の挽回チャンス
日系志望のスケジュール
3年生の夏(6月〜9月)
- リクルート、デベロッパー各社など、日系でも夏インターンが重要な企業が増えている
- 夏インターンが本選考に大きく影響するケースも多い
3年生の冬(12月〜3月)
- 本選考が本格的に始まる
- ES提出・面接が集中する時期
4年生の春(4月〜6月)
- 内定出しのピーク
- 6月1日に大手企業の選考解禁(経団連ルール)
「日系だから冬から準備すればいい」は危険
以前は「日系は3年生の冬から準備すればいい」と言われていましたが、今はそれでは遅いです。
理由は2つあります。
- 日系でも夏インターンが重要になっている
- 外資志望で2年生から準備してきた学生がライバルになる
外資志望で準備してきた学生が、日系企業も併願するケースが増えているため、冬から準備を始めると数ヶ月〜1年の差がついた状態で戦うことになります。
学年別にやるべきこと
1年生:ガクチカの準備期間
基本的には就活を意識する必要はありません。
ただし、以下のことをやっておくと後で楽になります。
① TOEICやTOEFLなどの英語資格を取る
外資・日系問わず、英語力は評価されます。TOEICは900点以上、TOEFLはiBT100点以上を目標にしておくと良いです。
② ガクチカになるようなバイトや長期インターンを始める
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」は就活で必ず聞かれます。1年生のうちから何か一つ継続できる活動を始めておくと良いです。
長期インターンは1年生しか募集していない枠もあるので、早めに始めるのも選択肢の一つです。
③ サークル・部活に打ち込む
サークルや部活での経験もガクチカになります。特に幹部経験や大会実績などがあると強いです。
2年生:本格的なガクチカ作り
2年生は本格的にガクチカ作りに入るべき時期です。
① ガクチカを一つ作る
バイト・インターン・部活・留学など、何か一つは「これを頑張った」と言える経験を作っておきましょう。
深さが重要なので、複数の活動を浅く経験するより、一つの活動を深く続ける方が評価されます。
② 2年生の冬(12月)からES・GD対策を始める(外資志望の場合)
外資や戦略コンサルを目指すなら、2年生の冬からES・GDの対策を始めるのがベストです。
選抜コミュニティ(factlogic executiveなど)に応募するのもこの時期です。
③ OB訪問を始める
先輩に話を聞いて、業界や企業の実態を知ることが大事です。2年生のうちから始めておくと、3年生になったときに余裕ができます。
3年生:本番の年
3年生は就活の本番です。
① 練習として早期選考を受ける
ベンチャー企業は3年生の春〜夏に早期選考をやっているところが多いので、練習として複数受けておくことをおすすめします。
本命企業だけ受けるのではなく、場数を踏むことでES・面接の精度が上がります。
② 夏インターンに全力を注ぐ
外資志望なら夏インターンが最重要です。ここで内定が出るケースも多いです。
日系志望でも、夏インターンが本選考に影響する企業が増えているので、夏は外せません。
③ 自己分析・企業分析を深める
3年生になると、周りの友人と就活の話をする機会が増えます。
自己分析が甘いまま選考を受けても通らないので、「なぜこの業界なのか」「なぜこの企業なのか」を深く考える時間を取りましょう。
東大生に人気の業界・職種
コンサルティングが圧倒的人気
東大生・早慶生の間で最も人気が高いのはコンサルティングです。
理由は以下の通りです。
① 給料が高い
新卒の年収が600万〜800万円以上と、他業界と比べて高水準です。
② 幅広い業種に関わることができる
特に低学年の段階では志望職種がはっきりしていないことが多く、「とりあえずコンサルが第一志望」という人も多いです。
③ 思考力を武器にできる
体力やコミュニケーション力が重要になる営業職よりも、論理的思考力を武器にするコンサルは高学歴学生の得意分野です。
④ 需要と供給がマッチしている
コンサル側も理系学生の数学的・論理的思考力を必要としており、東大生の強みと企業のニーズが一致しています。
学部別の傾向
理系(工学部・理学部など)
- 院進する人が多い
- 院進した上で、研究内容をガクチカにしてコンサルに一般就職する人も多い
医学部
- 医師になる人が大半だが、コンサルを目指す人も一定数いる
法学部
- コンサル志望も一定数いるが、法曹志望(弁護士・裁判官)や官僚志望が多い
経済学部
- コンサル、外資系投資銀行、総合商社などに分散
就活が進むと志望が分かれていく
低学年のうちは「とりあえずコンサル」という人が多いですが、就活が本格化すると企業分析・自己分析が進み、それぞれの希望業種が出てきて分かれていきます。
最終的には、商社・投資銀行・メーカー・IT・公務員など、多様な進路に分かれます。
就活の相談相手
① サークル・ゼミの先輩
最も身近で相談しやすいのがサークルやゼミの先輩です。
同じ大学・同じ学部の先輩なので、具体的なアドバイスがもらいやすいです。
② 就活コミュニティのメンター
選抜コミュニティ(factlogic executiveなど)に参加すると、メンターがつくケースが多いです。
外資・コンサルに内定した先輩がメンターになってくれるので、ES添削やケース面接の壁打ち相手になってもらえます。
③ キャリアセンター
東大にもキャリアサポート室がありますが、利用している学生は意外と少ない印象です。
外資・コンサル志望の学生は、キャリアセンターよりも先輩やコミュニティに頼るケースが多いです。
④ 友人同士
同じタイミングで就活をしている友人と情報交換するのも重要です。
ESの添削をし合ったり、面接の練習をし合ったりすることで、お互いに成長できます。
まとめ
東大生の就活スケジュールをまとめると以下の通りです。
1年生
- 英語資格を取る
- ガクチカになる活動を始める
2年生
- 本格的にガクチカを作る
- 外資志望なら冬(12月)からES・GD対策を始める
3年生
- 夏インターンに全力を注ぐ
- 練習として早期選考を受ける
- 自己分析・企業分析を深める
外資志望と日系志望でスケジュールは違いますが、共通して言えるのは「早めに準備を始めた方が有利」ということです。
特に外資・コンサル志望なら、2年生の冬から動き始めるのがベストです。日系志望でも、夏インターンが重要になっているため、3年生の春には準備を始めておくべきです。
このブログでは、今後も就活に関するリアルな情報を発信していきます。
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