はじめに
東京大学法学部のTです。
この記事では、共通テストで9割3分(93%)を取った勉強法を科目別に書いていきます。
11月から本格的に対策を始めて9割超えを達成した方法、時間配分の工夫、過去問の使い方など、リアルな対策法を正直に書きます。
共通テストの得点
2024年の共通テストで、以下の得点を取りました。
| 科目 | 得点 |
|---|---|
| 国語 | 174点(現代文81点、古文43点、漢文50点) |
| 数学ⅠA | 94点 |
| 数学ⅡB | 95点 |
| 英語リーディング | 87点 |
| 英語リスニング | 95点 |
| 日本史 | 94点 |
| 世界史 | 100点 |
| 化学基礎 | 39点 |
| 生物基礎 | 50点 |
合計:約93%
共通テスト対策をいつから始めたか
本格的な共通テスト対策(過去問演習)を始めたのは、高3の11月からです。
それまでは2次試験対策を中心にやっていて、共通テストに特化した勉強はほとんどしていませんでした。
11月から過去問と予想問題を合わせて**約10年分(過去問5年分+予想問題5年分)**を解きました。
科目別の対策法
英語(リーディング87点、リスニング95点)
対策の中心:過去問演習で問題パターンと時間配分を把握
共通テスト英語は、時間配分が最も重要です。
過去問を解きながら、以下のことを意識しました。
- どの問題にどれくらい時間をかけるか
- どの順番で解くのが効率的か
- 難しい問題は飛ばして後回しにする判断をどこでするか
効率的に問題を解くことを最優先にして、時間内に全問解けるペースを作りました。
数学(ⅠA 94点、ⅡB 95点)
対策の中心:とにかく早く解く練習
共通テスト数学は、計算スピードと正確性が勝負です。
過去問演習では、とにかく早く解くことを意識しました。
正答率が低い苦手な分野が見つかったら、青チャートなどで基本的な問題を解いて確認しました。
ポイント
- 時間制限なしで解いたらほぼ満点が取れる状態にする
- その状態から、時間をかけずに効率的に解く練習をする
この2つを同時に進めることで、9割超えを目指せます。
国語(174点:現代文81点、古文43点、漢文50点)
現代文(81点)
対策の中心:選択肢で迷う時間を減らす
現代文は、選択肢で迷う時間が最も無駄です。
そのため、常に根拠となる場所を探しながら本文を読むことを意識しました。
問題を解くときに本文を読み直す手間をできるだけ減らすことで、時間を節約できます。
古文(43点)
対策の中心:古文単語と古典文法の基礎固め
古文単語帳で単語を覚えつつ、古典文法を勉強しました。
基礎的な知識をつけながら問題演習を続けることで、徐々に読めるようになりました。
漢文(50点)
対策の中心:基本的な知識+問題演習
漢文は、基本的な句法や漢字の知識を覚えつつ、問題演習をして問題傾向の把握に努めました。
漢文は比較的短時間で対策できる科目なので、コスパが良いです。
社会(日本史94点、世界史100点)
対策の中心:過去問演習→教科書・参考書で復習
共通テストの社会は、基礎的な知識が問われることが多いです。
過去問を解いて答えられなかったところは、教科書や参考書に戻って復習するというやり方を繰り返しました。
細かい知識よりも、教科書レベルの基礎知識を確実に抑えることが重要です。
理科基礎(化学基礎39点、生物基礎50点)
対策の中心:基礎知識+その場で考える力
理科基礎は、最低限の基礎知識を覚えつつ、問題演習をすることが重要です。
わからない問題でも、その場で問題文・図・選択肢を読んで考えて、1問でも多く解けるようにする練習をしていました。
理科基礎は時間が限られているので、知らない問題でも諦めずに考える姿勢が大事です。
共通テスト特有の対策
① 時間配分が最重要
共通テストは、社会と国語以外は時間配分が非常に厳しいです。
私の対策は、以下の2ステップでした。
ステップ1:時間制限なしでほぼ満点が取れる状態にする
まず、時間を気にせず解いたときにほぼ満点が取れる状態を作ります。
基礎力が足りない場合は、ここで補強します。
ステップ2:時間をかけずに効率的に解く練習をする
基礎力がついたら、次は「どうすれば短時間で解けるか」を考えます。
過去問を何度も解いて、自分なりの効率的な解き方を見つけることが大事です。
② 過去問と予想問題をバランスよく解く
私は以下の量を解きました。
- 過去問:5年分
- 予想問題:5年分
過去問だけでは問題のパターンに慣れすぎるので、予想問題も解いて応用力をつけました。
③ 効率のいい解き方を自分なりに見つける
共通テストで9割を取るには、自分なりの効率的な解き方を見つけることが最も重要です。
例えば:
- 英語:どの大問から解くか
- 数学:計算の工夫、見直しのタイミング
- 国語:現代文と古文・漢文のどちらから解くか
これらは人によって最適解が違うので、過去問を解きながら試行錯誤することが大事です。
93%取れた決め手
共通テストで93%取れた最大の理由は、とにかく効率のいい解き方を自分なりに見つけて実践したことです。
「時間制限なしなら満点が取れる」という状態を作った上で、「どうすれば短時間で解けるか」を徹底的に考えました。
過去問を解く→時間配分を見直す→もう一度解く、というサイクルを繰り返すことで、自分に合った解き方が見えてきます。
これから共通テストを受ける人へのアドバイス
① 自分なりの目標点と解き方を見つける
人によって共通テストの対策は全然違います。
- 目標点は人によって違う(9割が必要な人もいれば、7割で十分な人もいる)
- 目指す大学によって必要な点数が違う
- 国立志望でも、2次試験が得意なら共通テストを無理しなくていい
- 私立志望なら共通テストを受けなくていい
自分の状況に合わせて、目標点と対策の優先順位を決めることが大事です。
② 完全に自分で決められないなら相談する
自分なりの戦略を完全に自分で決められる人は、それでいいです。
それが難しい人は、学校や塾の先生に相談したり、このサイトのような受験情報サイトを参考にするといいと思います。
③ 2次試験対策を優先しつつ、11月から共通テスト対策を本格化
私の場合、2次試験対策を優先して、共通テスト対策は11月から本格化させました。
2次試験の基礎力がついていれば、共通テストの対策は短期間でも間に合います。
逆に、共通テスト対策ばかりやって2次試験対策がおろそかになると、本末転倒です。
④ 過去問は早めに1回解いてみる
11月から本格的に対策を始める前に、夏休みくらいに過去問を1回解いてみることをおすすめします。
「今の自分がどれくらい取れるか」「どの科目が弱いか」を把握しておくと、11月からの対策がスムーズになります。
まとめ
共通テストで93%を取るためにやったことをまとめると、以下の通りです。
- 11月から本格的に過去問演習を開始
- 科目別に効率的な解き方を見つける(特に英語・数学は時間配分が重要)
- 時間制限なしで満点が取れる状態を作る→短時間で解く練習をする
- 過去問5年分+予想問題5年分を解く
- 自分なりの目標点と戦略を決める
共通テストは、2次試験とは全く違う対策が必要です。
過去問を解きながら、自分に合った効率的な解き方を見つけることが、9割超えへの最短ルートです。
共通テストで93%取ったことで、D判定から東大に合格できました。
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T
東京大学 法学部



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