はじめに
東京大学法学部のTです。
この記事では、模試で全部D判定だったのに東大文科一類に合格できた理由を書いていきます。
高3の夏も秋も全部D判定。11月の時点でも合格最低点の半分しか取れていませんでした。
それでも諦めずに受験して、最終的に合格最低点+3点で合格できました。
D判定で悩んでいる人、諦めかけている人に読んでほしいです。
模試の判定:全部D判定だった
受けた模試
高3で受けた東大模試:
- 駿台東大実戦模試(夏・秋)
- 河合塾東大オープン(夏・秋)
結果:全部D判定
E判定は出なかったものの、C判定にも届かず、最後までD判定のままでした。
11月時点:合格最低点の半分しか取れていなかった
過去問の得点状況
11月(共通テスト2ヶ月前):
- 過去問を解いても、合格最低点の半分程度しか取れていませんでした
1月(共通テスト後・二次試験1ヶ月前):
- 共通テストが終わって二次試験対策を再開しても、まだ半分程度
- この時点ですごく焦りました
過去問は通しで1年分解いたことがなかったので、正確な得点は分かりませんが、大問ごとに解いた感覚では合格最低点の半分くらいでした。
それでも諦めなかった理由
① 結果が出るまで時間がかかると理解していた
受験勉強を本格的に始めたのが遅かったので、結果が出るまで時間がかかるということを理解していました。
だから、夏や秋の段階で判定が悪くても焦りませんでした。
「今はまだ伸びる途中だから」と思っていました。
② 私立の過去問で手応えがあった
私立大学(早稲田・慶應)の過去問を解いたところ、行けそうだったので、東大を第一志望にして受けて、並行で私立も受ければいいやと考えていました。
最悪東大に落ちても、私立には受かると思っていたので、精神的に余裕がありました。
(実際、共通テスト利用で早稲田の政治経済学部に合格しました)
③ 周りが東大志望だらけだった
学校の同級生がほとんど東大を目指す高校だったので、東大を目指すことへのハードルを感じていませんでした。
自分よりも成績が良くない人も東大を目指していたので、「別に自分も目指して大丈夫だろう」と思っていました。
周りの環境が、東大受験を当たり前のことにしていたのは大きかったです。
過去問演習を徹底的にやった
やった過去問の量
東大の過去問:
- 英語・数学・国語:10年分
- 日本史・世界史:25年分
他大学の過去問:
- 京大の問題で東大と似ている大問
- 他の国立大学の二次試験の問題(英語・日本史)
過去問は通しで解くのではなく、大問ごとに解いて、似た問題のパターンを研究していました。
詳しい勉強法は以下の記事で書いています。
過去問分析を徹底
東大のテストで点数を取れるようにする勉強を意識しました。
他の大学のテストを受けたら受かっていないと思います。
東大専用の対策を徹底的にやりました。
具体的には:
- どの大問で点数を稼ぐべきか
- どの大問は捨ててもいいか
- 時間配分はどうするか
- どんな解答が求められているか
これを過去問25年分(日本史・世界史)を解きながら分析しました。
本番の結果
共通テスト:93%
共通テストで**93%**取れたことが、精神的に大きかったです。
駿台のデータを見たところ、自分の点数では**合格率が90%**くらいあったので、精神的な余裕を持てました。
共通テストの対策法は以下の記事で詳しく書いています。
二次試験:科目別の結果
英語:失敗(60点弱)
- もともと英語は苦手で、準備段階でも60点くらいしか取れていませんでした
- 合格者の平均が80点くらいなので、大きく足を引っ張りました
数学:成功(40点ちょい)
- 大問4つのうち、1完2半
- 文系としてはまずまずの結果
国語:うまくいかず
- 得意な方でしたが、本番はうまくいきませんでした
- 現代文の第4問が自分では解けたと思ったのですが、点数が伸びませんでした
- 国語は、特に現代文が点数がブレるので、国語頼りは危ないです
日本史・世界史:世界史がダメ
- 受験勉強の準備期間が短かったので、ある程度過去問から山を張って対策していました
- 世界史はその山が外れて、あまり準備していなかった箇所の問題が出たので点数があまり取れませんでした
試験後:落ちたと思った
試験が終わった後は、落ちたと思いました。
共通テストの分のアドバンテージを二次試験の失敗で無くしてしまったので、共通テスト利用で受かっていた早稲田の政経に行こうと思っていました。
結果:合格最低点+3点で合格
2024年度 東大文科一類 合格最低点:343.7778点(550点満点)
自分の得点:346点くらい(推定)
差:約3点
ギリギリで合格しました。
D判定から合格できた理由
① 過去問分析を徹底的にやった
東大のテストで点数を取れるようにする勉強を意識しました。
過去問を25年分(日本史・世界史)やって、どんな問題が出るか、どう書けば点数がもらえるかを研究しました。
実際に使った参考書はこちらで紹介しています。
② 共通テストでリードを取れた
共通テストで93%取れたことで、精神的な余裕を持てました。
駿台のデータで合格率90%と出たので、「落ちる方が難しい」と思えました。
この精神的な余裕が、本番で緊張せずに実力を出せた理由だと思います。
③ 東大専用の対策をした
他の大学のテストを受けたら受かっていないと思います。
東大の問題形式、東大の採点基準、東大の時間配分を徹底的に研究して、東大専用の対策をしました。
山を張った対策は危険
世界史で山を張って対策したところ、本番で外れて失敗しました。
やはり受験勉強は早めに始めて、苦手な時代やよくわかっていない箇所が残ったままにならないようにするべきです。
私のように準備期間が短いと、山を張らざるを得なくなり、外れたときに大きく失点します。
D判定の人へのアドバイス
① 共通テストで高得点を狙う
共通テストの形式が得意な人は、そこでできるだけリードを取ることが大事です。
周りの人に「共通テストばっかり対策して二次試験の対策しなくて大丈夫?」と言われるかもしれませんが、多めに時間をかけて対策していいです。
私は12月〜共通テスト本番まで、二次試験の勉強を一切やめて共通テスト対策だけやりました。
結果、93%取れて、精神的な余裕を持てました。
② 二次試験が得意な人は共通テストで大幅に遅れを取らない
逆に、二次試験の方が得意な人は、共通テストで大幅に遅れを取らないように8割以上は取れるようにしつつ、二次試験で挽回する形でもいいと思います。
③ 共通テスト後の1ヶ月は精神的にしんどい
共通テストから二次試験までの約1ヶ月間は、とても精神的にしんどいし緊張します。
そこで精神的な余裕を持てていたのは、自分の周りの友人を見ても、共通テストでいい点を取れた人でした。
だから、共通テスト対策に時間をかけることは、決して無駄ではありません。
直前期の過ごし方は以下の記事で詳しく書いています。
④ 過去問を徹底的に分析する
模試の判定より、過去問の得点の方が大事です。
過去問を解いて、「合格最低点に届きそう」と思えれば、模試がD判定でも諦める必要はありません。
私は11月の時点で半分しか取れていませんでしたが、共通テスト後の1ヶ月で伸びると信じて、諦めませんでした。
⑤ 11月でも半分なら、まだ間に合う
私は11月の時点で合格最低点の半分しか取れていませんでした。
それでも、共通テスト後の1ヶ月で集中的に過去問を解いて、本番では合格最低点+3点で合格できました。
11月の時点で半分取れていれば、まだ間に合います。
諦めないでください。
反省点
① もっと早く受験勉強を始めるべきだった
準備期間が短かったので、山を張って対策せざるを得ませんでした。
もっと早く始めていれば、山を張らずに全範囲をカバーできたと思います。
② 英語をもっと強化すべきだった
英語で60点弱しか取れず、大きく足を引っ張りました。
合格者の平均が80点くらいなので、英語で稼げないと東大は厳しいです。
英語は早めに対策すべきでした。
まとめ
模試で全部D判定だったのに東大文科一類に合格できた理由をまとめます。
D判定でも合格できた理由:
- 過去問分析を徹底的にやった
- 共通テストで93%取ってリードした
- 東大専用の対策をした
- 諦めなかった
D判定の人へのアドバイス:
- 共通テストで高得点を狙う(精神的余裕が生まれる)
- 過去問を徹底的に分析する
- 11月でも半分取れていれば、まだ間に合う
- 諦めない
模試の判定より、過去問の得点の方が大事です。
D判定でも諦めずに、過去問を徹底的に分析して、共通テストでリードを取れば、合格できます。
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東京大学 法学部




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